正確な時期は分からないけれど、
私が初めて心療内科に通ったのは確か高校2年生の夏前と記憶しています。
自分から行ったのではなく、父親が当時の自分の変化に気づいて
通院を進めてくれたのがきっかけ。
当時の症状というか、変化としてぱっと思い浮かんだのは今から書く二つのこと。
一つ目は頭の回転が異常なほど悪くなっていたこと。
当時学校では古文の週テストがあり、毎週友達と昼休みに暗記していた。
昼休みに確認すれば短期記憶で合格できるテストだったのだけれど、
ある時からみんなが合格できるのに自分一人だけ合格できなくなった。
(本当にクラス全員が受かるレベルに簡単に暗記できる内容のものなのに。)
他にも物忘れや成績の下落が急激にひどくなった。
そして二つ目として、幻聴がきこえるようになったこと。
具体的に言えば、ドライヤーをしているとクラスメイトの声が聞こえてきたり、
鳴っていないのに電話が鳴ったと思って廊下にでたり。
母親に呼ばれたと思って返事をしても呼ばれていなかったり。
ただ、周りの状況をみて自分でその聞こえているものが勘違い幻聴だったと理解はできていた。
(ここでそれが本当に聞こえているように感じていたら統合失調症の診断になってたらしい。)
私の場合はストレスで聴こえていたようです。
成績が下がって、聴こえていない呼びかけに返事をしている私を見かねて
父親が受診を勧めてくれて初めて心療内科に行った。
当時は自分は強いタイプの人間だと思っていたので
まさか精神病になるなんて夢にも思っていなかったし
病気で心療内科に通うという現実を受け止めたくなかった。
初めての心療内科で私は気分障害と診断されました。
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